ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サーマンタ」の意味・わかりやすい解説 サーマンタsāmanta サンスクリットで隣人を意味し,隣国の王をさすこともあった。5世紀,インドのグプタ朝のもとで従属下の周辺の小地域の支配者をさすようになり,それが称号として用いられ,大サーマンタという称号も生れた。その後これは北インド一帯で大領主の称号として盛んに使われた。今日ヒンディー語では封建制をサーマンタバードと呼ぶ。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by