さ残る(読み)さのこる

精選版 日本国語大辞典 「さ残る」の意味・読み・例文・類語

さ‐のこ・る【さ残】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「さ」は接頭語 ) 残る。あとに伝わる。一説に「さ」は繁栄の意で、栄え残る。
    1. [初出の実例]「これの世はうつり去るともとことはに佐乃己利(サノコリ)いませのちの世のためまたの世のため」(出典仏足石歌(753頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android