さ走る(読み)サバシル

デジタル大辞泉 「さ走る」の意味・読み・例文・類語

さ‐ばし・る【さ走る】

[動ラ四]走る。すばやく動く。
「川の瀬に鮎子―・る」〈・四一五六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「さ走る」の意味・読み・例文・類語

さ‐ばし・る【さ走】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「さ」は接頭語 ) 走る。また、いきおいよく泳ぐ。
    1. [初出の実例]「春されば吾家(わぎへ)の里の川門には鮎児佐婆斯留(サバシル)君待ちがてに」(出典万葉集(8C後)五・八五九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android