シアノエチルセルロース

化学辞典 第2版 「シアノエチルセルロース」の解説

シアノエチルセルロース
シアノエチルセルロース
cyanoethyl cellulose

セルロースにアルカリを触媒としてアクリロニトリルを反応させて得られるセルロースエーテルの一種.

置換度(グルコース単位当たり3個あるヒドロキシ基のうち,エーテル化されたものの数)の低いものはアルカリ(置換度0.5程度),水(1.0程度)に可溶であるが,置換度2.0以上のものになると,アセトン,アクリロニトリル,ジメチルホルムアミドなどに可溶となる.用途は,低置換度のものはのり剤,界面活性剤など,高置換度のものは熱可塑性プラスチックとして電気絶縁材料などに,またシアノエチル化紙は電気絶縁紙に,シアノエチル化デンプンは接着剤として用いられる.[別用語参照]セルロース誘導体

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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