精選版 日本国語大辞典 「しからずば」の意味・読み・例文・類語 しから‐ず‐ば 〘 接続詞 〙 ( 古くは「しからずは」 ) そうでないと。さもないならば。さらずは。しからずんば。[初出の実例]「『吾れ必ず能く此国を定めてむ。如し其れ、不レ爾(シカラスハ)終(はた)して成る所無(な)けむ』と宣ふ」(出典:日本書紀(720)神武即位前戊午年九月(北野本室町時代訓))「世をしづめん程、法皇を鳥羽の北殿へうつし奉るか、然ずは、是へまれ御幸をなしまいらせむと思ふはいかに」(出典:平家物語(13C前)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例