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鳥羽 とば

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鳥羽
とば

京都市南部の一地区。上鳥羽と下鳥羽に分れる。かつては上鳥羽村と下鳥羽村であったが,1931年京都市に編入。現在上鳥羽は南区に,下鳥羽は伏見区に属する。鴨川の両岸にまたがる低地で,白河上皇の鳥羽殿 (鳥羽離宮) が造営されたところ。戊辰戦争の発端となった鳥羽・伏見の戦い (1868) の地。かつては集約的な近郊野菜園芸地域であったが,現在は工場用地化が進んでいる。鳥羽離宮跡や城南宮,安楽寿院など多くの史跡がある。

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デジタル大辞泉の解説

とば【鳥羽】

京都市の南区上鳥羽・伏見区下鳥羽の地域。院政期に鳥羽山荘が置かれた。幕末の鳥羽伏見の戦いの地。
三重県、志摩半島北東部にある市。もと九鬼(くき)氏の城下町真珠島水族館などがある。真珠養殖・加工が行われる。人口2.1万(2010)。

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百科事典マイペディアの解説

鳥羽【とば】

京都市南部,区(上鳥羽)と伏見区(下鳥羽)にわたる地区。古くは平安京の外辺部に相当し,西国街道,淀川水運の拠点で,幕末には鳥羽・伏見の戦があった。現在は住宅地化が進み,洛南工業地帯の一画でもある。
→関連項目鳥羽殿鳥羽作道

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大辞林 第三版の解説

とば【鳥羽】

三重県東部、志摩半島北東部にある市。志摩観光の入り口で、水産・真珠養殖が盛ん。
京都市南部、南・伏見二区にまたがる地名。鳥羽伏見の戦いの地。⦅歌枕⦆ 「津の国のなには思はず山城の-にあひみむことをのみこそ/古今 恋四

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鳥羽
とば

京都市南部、伏見(ふしみ)区と南区にまたがる地区。鴨(かも)川と桂(かつら)川が合流して淀(よど)川に注ぐ所で、鳥羽津は難波(なにわ)と対比された河港で早くから開けた。また鳥羽作道(とばのつくりみち)によって洛中(らくちゅう)へ通じた。付近一帯は土地が低湿であったが、11世紀末白河(しらかわ)上皇が180町に及ぶ広大な鳥羽殿(離宮)を造営し、公家(くげ)の邸宅も集まった。現在、離宮跡には真幡寸(まはたき)神社ともよばれる城南宮(じょうなんぐう)がある。1960年(昭和35)国道1号の西側で離宮の発掘が始まり、遺構が発見された。幕末に戊辰(ぼしん)戦争の発端となった鳥羽・伏見の戦いが行われた。鳥羽水環境保全センター(旧、鳥羽下水処理場)がある。[織田武雄]
『城南文化研究会編『城南』(1967・城南宮)』

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