しかるところ に
- ① =しかるところ
- [初出の実例]「三人同時でないと云ことは、うたがいもないぞ。しかる処に、後世にあやまって、三笑と云事を、陶陸遠と云は、をかしい也」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
- ② 先行の事柄をうけて、新たな事柄を説きおこすのに用いる。そうしているところに。ところで。
- [初出の実例]「ソノミワ フロニ イラレタ。xicarutocoroni(シカルトコロニ) Esopo ハタケヨリ カエリクレバ」(出典:天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 