改訂新版 世界大百科事典 「シシャパンマ山」の意味・わかりやすい解説 シシャ・パンマ [山]Shisha Pangma ネパール・ヒマラヤ,ランタン山群の最高峰。チベット内にあり,標高8013m(インド測量局は8046m)。山名はチベット語で〈厳しい天候の山〉の意味であるが,ネパールやインドでは,ゴザインタンGosainthan(〈聖者の居所〉の意)の名で知られてきた。長い間未踏査で,最後の未踏8000m峰のこの山は,1964年中国登山隊(許競隊長)が初登頂に成功。80年以降,西ドイツ,オーストリア,日本,イタリア・西ドイツ合同の各隊が登頂した。執筆者:高山 龍三 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by