シストランス位置効果(その他表記)cis-trans position effect

法則の辞典 「シストランス位置効果」の解説

シストランス位置効果【cis-trans position effect】

所定遺伝子またはシストロンにおいて,ある生物体に二倍体二つの突然変異両者が起こる状態.同一染色体上に突然変異が起きる場合(シス位置)にはその表現型野生型であり,異なる染色体上に突然変異のある場合(トランス位置)には突然変異体表現型が現れる.シスからトランスへの突然変異のシフトによって,組換えが突然変異体表現型の発現を起こすことがある.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android