二倍体(読み)ニバイタイ

デジタル大辞泉 「二倍体」の意味・読み・例文・類語

にばい‐たい【二倍体】

染色体が対になっていて、基数の2倍の染色体数をもつ細胞または個体動物配偶子以外と、植物胞子体にみられる。

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精選版 日本国語大辞典 「二倍体」の意味・読み・例文・類語

にばい‐たい【二倍体】

  1. 〘 名詞 〙 二組の相同なゲノム(染色体の一組)を持つ個体。異なるゲノムを持つものを異質二倍体という。

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世界大百科事典(旧版)内の二倍体の言及

【倍数性】より

…コムギとその近縁種属ではx=7であり,3系のコムギの染色体数はそれぞれ2x,4x,6xで示される。 体細胞の染色体数が1x,2x,3x,……の生物は一倍体,二倍体,三倍体,……とよばれる。二倍体と四倍体の雑種は三倍体に,四倍体と六倍体の雑種は五倍体になる。…

※「二倍体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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