デジタル大辞泉 「したひ」の意味・読み・例文・類語 したひ 《動詞「したふ」の連用形から》紅葉すること。また、その葉。「秋山の―が下に鳴く鳥の声だに聞かば何か嘆かむ」〈万・二二三九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「したひ」の意味・読み・例文・類語 したひ 〘 名詞 〙 ( 動詞「したふ」の連用形の名詞化。後世「したび」とも ) もみじなどが赤く色づくこと。紅葉の照りかがやくこと。また、そのもみじ。[初出の実例]「秋山の舌日(したひ)が下に鳴く鳥の声だに聞かば何か歎かむ」(出典:万葉集(8C後)一〇・二二三九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例