しってい(読み)シッテイ

デジタル大辞泉 「しってい」の意味・読み・例文・類語

しってい

[副]きぬたや槌を打つ音、はたを織る音などを表す語。
きぬたに声の―、―、―からころ槌の音」〈浄・嫗山姥

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しってい」の意味・読み・例文・類語

しってい

〘副〙 砧(きぬた)を打ったり機(はた)を織ったり、また、馬に鞭をあてたりする時などの音を表わす語。
浄瑠璃出世景清(1685)一「槌おっ取っては、しっていしってい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android