しゃもじ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「しゃもじ」の意味・わかりやすい解説

しゃもじ

汁や飯などをすくうための用具。古くは汁用、飯用とも「しゃくし」「しゃもじ」とよばれていたが、現在はヘラ状の飯杓子(めしじゃくし)をしゃもじということが多い。しゃもじはその形態から、ヘラ、飯ベラとよぶ地方も多い。飯用のしゃもじは汁用のようにくぼみを必要とせず、平らな木片でもまにあうため、形などにあまり大きな変化がないまま今日に至っている。木製白木が一般的で、竹製、プラスチック製などもある。

河野友美

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「しゃもじ」の意味・わかりやすい解説

しゃもじ

杓子(しゃくし)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android