白木(読み)しらき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

白木
しらき

広島市北部,安佐北区の三篠 (みささ) 川流域にある地区。旧町名。 1973年広島市編入農山村であったが,現在は市中心部への通勤者がふえ,兼業化が進んでいる。ゴム工場などが進出。可部との間にそびえる白木山 (889m) は広島市の最高峰

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デジタル大辞泉の解説

しら‐き【白木】

皮をはぎ、削っただけで、何も塗ってない木。「白木の柱」
トウダイグサ科の落葉小高木。本州以西の山地に自生。葉は広卵形。6月ごろ、枝先に総状花序をつくり、上部に多数の黄色の雄花、下部に数個の雌花をつける。種子の油を灯油・塗料などに用いた。白い材を細工物などに用いる。
白木弓(しらきゆみ)」の略。

しろ‐き【白木】

樹皮をむいた木材。→黒木
ヒノキなど材質の白い木材。

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大辞林 第三版の解説

しらき【白木】

皮を削っただけで、何も塗ってない、地のままの木。 「 -の鞘さや」 「 -の柱」
「白木の弓」の略。
トウダイグサ科の落葉小高木。山地や海岸に自生。葉は卵形。初夏、枝先に黄色の雄花を多数総状花序につけ、花序の基部に雌花を少数つける。種子の油は灯火用・頭髪用にされた。材は白く、細工物などにする。

しろき【白木】

樹皮をむいた建築用材。
スギ・ヒノキなど、色の白い木材。 → しらき

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

しら‐き【白木】

〘名〙
① 削っただけの、木地のままの木材。しろき。
※大和法隆寺文書‐天平宝字五年(761)法隆寺縁起并資財帳「合白木高座弐具」
※古今著聞集(1254)三「左京大夫重長朝臣、六位の青色袍をかりてきて、白木の御倚子につきて、主上の御まねをぞしたりける」
② 産地で大木を小割にした材、榑木(くれき)・板子の類をいう。素木とも書く。
※万留書‐元祿二年(1689)「従木曾前々白木五千駄被出来候処、先年願に付、木廻しを以檜小板子に切替」
③ 「しらき(白木)の弓」の略。
※尺素往来(1439‐64)「節巻・繁藤・赤柒・黒柒・白木・村・塗籠藤・十所藤・并側白木等作懸于坂絃関絃。都合百張」
④ (形動) 何もつけないで生地のままなこと。転じて、まだ物事に熟達していないこと。また、そのさま。
※玉塵抄(1563)七「そめんの白きのかをがすぐれたぞ」
⑤ トウダイグサ科の落葉小高木。本州、四国、九州、沖縄の山地および朝鮮、中国に生える。高さ三~五メートル。若枝と葉柄は紅紫色を帯びる。葉は短い柄があって互生し、倒卵状楕円形で先はとがり、長さ六~一五センチメートル。托葉は披針形。初夏、枝先に長さ約一〇センチメートルの総状花序を出し、上部に黄色の多数の雄花、下部に数個の雌花をつける。果実は径約一センチメートルの三角状扁球形で、熟すと三裂して三個の淡黄色で黒斑のある球形の種子を出し、白い糸で下垂する。種子は食べられ、また灯油や髪油の原料ともされた。材は白色で細工物、薪炭などとする。ひろはしらき。こくどのかし。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

しろ‐き【白木】

〘名〙
樹皮をむいた建築用材。
② 杉、檜(ひのき)など、色の白い材質の木材の総称。

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