しゃらり

精選版 日本国語大辞典 「しゃらり」の意味・読み・例文・類語

しゃらり

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① いきに着かざって、きどったさまを表わす語。
歌謡・大幣(1685)三・うきよ組「誰もうき世は仮のやど、さのみ人を、包むまじ、よや君しゃらり」
② なめらかなさまを表わす語。さらり。すらり。
※歌謡・哥撰集(1759)傾情「誰が待つやら しゃらりと解けし 二重帯見る度々や」
③ =しゃらしゃら①〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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