普及版 字通 「シュウ・あつまる」の読み・字形・画数・意味
3画
[字訓] あつまる
[説文解字]
[字形] 象形
ものを蓋(おお)う形。〔説文〕五下に「三合するなり」とし、三合の形に象るとする。部中の字を以ていえば、合・今など器の蓋(ふた)の形であり、かつ独立して用いる例をみない。
[訓義]
1. あつまる。
[部首]
〔説文〕に合・僉・侖・今・舍(舎)の五字。〔玉〕になお()の一字を加える。合は器の蓋、僉(せん)は祝する人の冠の形、侖(りん)は編冊をまとめる紐、今は蓋栓の形、舍の上部は辛(はり)の把手であり、一つとして(集)の形義を持つものはない。次の會(会)部・倉部も同様である。
[語系]
・集・輯dzipは雜(雑)dzp、dziut、揖tzipと同系の語であるが、の用例はなく、おそらく部首字として抽出されたものであろう。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報