シュウ・のろう・むくいる

普及版 字通 の解説


13画

[字音] シュウ(シウ)
[字訓] のろう・むくいる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は州(しゆう)。〔説文〕三上に「詛(のろ)ふなり」(段注本)とあり、(祝)(しゆう)と声義が通じる。その形声字とみてよい。〔玉〕には「答ふるなり」とみえる。

[訓義]
1. のろう。
2. むくいる、こたえる。
3. 疇(ちゆう)と通じ、たれ。
4. 字はまた祝・に作る。

[古辞書の訓]
名義抄 コタフ・ムクユ・ホコル・オゴル・ヲシフ・ヒク

[語系]
tjiu、tiu、呪・tjiuk、diuは声義近く、通用する。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む