しゅっと(読み)シュット

デジタル大辞泉 「しゅっと」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐と

[副](スル)
物を勢いよく、すばやくこする音。また、そのさま。「マッチしゅっとする」
霧状の液体を吹きかける音。また、そのさま。「除菌スプレーをしゅっとかける」
多く「しゅっとした」の形で)俗に、人の姿などがすらりとしているさま。洗練されているさま。「しゅっとした顔立ち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しゅっと」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐と

  1. 〘 副詞 〙 すばやく、勢いよくこすれる音や、気体が勢いよく出る音などを表わす語。
    1. [初出の実例]「次はぽんと音がして、黒い団子が、しゅっと秋の空を射抜く様に揚がると」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む