世界大百科事典(旧版)内のシュミット,Hubertの言及
【アナウ】より
…トルクメニスタン南部のアシガバート東方11kmにあり,先史から歴史時代にわたる3丘より成る遺跡。1904年にアメリカのパンペリー調査隊のH.シュミットが発掘し,北丘で3時期,南丘で1時期の文化層を認めた。北丘下層のI期は新石器時代で,幾何学文の彩文土器,フリントの石器を使い,大麦・小麦栽培,牛・豚・羊・馬の飼育がおこなわれ,次のII期は彩文が単色となり,フリントの鎌・錐があり,銅が初現し,上層のIII期に銅が一般化し,彩文にかわって刻文の土器が多用された。…
※「シュミット,Hubert」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」