シュルコ(その他表記)surcot[フランス]

改訂新版 世界大百科事典 「シュルコ」の意味・わかりやすい解説

シュルコ
surcot[フランス]

英語ではサーコートsurcoat。中世後期にコットの上に着た外衣で,男女とも多くの形式がある。もと十字軍の戦士小アジアエジプト酷暑から体を保護するため,鎖帷子(くさりかたびら)の上につけた袖なしの外衣に始まる。やがて軍装ばかりでなく,ジャンパースカート状の日常着として,男女庶民の間に用いられた。貴族女性の盛装用のシュルコトゥベールsurcot ouvertは曳き裾で,袖ぐりを大きくあけ,胴着の部分に毛皮や飾りボタンをあしらうことが多かった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 コート

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む