戦士(読み)センシ

デジタル大辞泉 「戦士」の意味・読み・例文・類語

せん‐し【戦士】

戦場で戦う兵士。つわもの。「無名戦士
第一線で活躍する人。主義信念のために活躍する人。「プロレタリア戦士」「企業戦士
[類語]軍人兵士兵隊兵卒つわもの闘士戦闘員従卒士卒将卒精兵弱兵雑兵ぞうひょう新兵初年兵古兵ふるつわもの老兵敵兵・敗残兵・伏兵番兵歩哨斥候歩兵騎兵砲兵工兵水兵海兵セーラー憲兵

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精選版 日本国語大辞典 「戦士」の意味・読み・例文・類語

せん‐し【戦士】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いくさをする人。戦場で戦う兵士。つわもの。
    1. [初出の実例]「血を含みかさを吃て戦士をなでしかば、心は恩の為につかへ、命は義によってかろかりければ」(出典:平治物語(1220頃か)上)
    2. [その他の文献]〔史記‐衛青伝〕
  3. 第一線で活躍している人。特にある運動に活躍する人。
    1. [初出の実例]「新しい思想家でもあり戦士でもある猪子蓮太郎といふ人物が」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉一)

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普及版 字通 「戦士」の読み・字形・画数・意味

【戦士】せんし

兵士。〔後漢書、孔融伝〕曹操人臣と爲り、んで(かいだい)を風すること能はず、いてて人を和すること能はざるも、然れども戰士を撫し、身をして國の爲にし、會の徒を破るは、計餘りり。

字通「戦」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の戦士の言及

【定旋律】より

…定旋律の第2のタイプはそれぞれの時代に流行した俗謡あるいは多声シャンソンの一部で,デュファイのミサ曲《顔が青ざめているなら》(1450ころ)以来,15世紀後半から16世紀にかけて多数のミサ曲にその例を見ることができる。俗謡《ロム・アルメL’homme armé(戦士)》は特に好まれ,デュファイ,ジョスカン・デ・プレ,オケヘムなど,15~16世紀の30以上のミサ曲に定旋律として用いられた。第3にプロテスタントのコラールも17~18世紀にドイツの教会用声楽曲とオルガン曲に登場し,ブクステフーデやJ.S.バッハなどの楽曲で定旋律として用いられている。…

※「戦士」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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