ショウ・おそれる

普及版 字通 「ショウ・おそれる」の読み・字形・画数・意味


23画

[字音] ショウ(セフ
[字訓] おそれる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(竜)(りゆう)。はおそらく(襲)(しゆう)の省声で、その声義を承けるものであろう。死者の霊を衣に移す呪儀をいう。〔説文〕三上を「气を失ひて言ふなり」というのは、その呪儀の際のことであろう。

[訓義]
1. おそれる。
2. ふるえ声でいう、気を失ってうわごとのようにいう。
3. (とう)と通じ、いいたてる。
4. 襲と通じ、かさねる。

[古辞書の訓]
名義抄 ヲノノク・カタラフ・カシカマシ・ツツシブ・オソル・オドス・オビヤカス

[語系]
・懾tjiap、慴tjipは声近く、みなおそれる意。dyapも声義が近い。〔説文〕十下に懾を「气を失ふなり」、を「气を失ひて言ふなり」とあり、は神の託言などの意であろう。

[熟語]

[下接語]
・神・震・摂・戦・憂

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む