シリコーングリース(読み)しりこーんぐりーす(その他表記)silicone grease

デジタル大辞泉 「シリコーングリース」の意味・読み・例文・類語

シリコーン‐グリース(silicone grease)

有機ケイ素化合物重合体であるシリコーンからなる熱伝導グリース

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「シリコーングリース」の意味・わかりやすい解説

シリコーングリース
しりこーんぐりーす
silicone grease

シリコーン油にリチウムせっけん通常のせっけんはナトリウムせっけんである)を加えたものをいい、真空実験用シール材として用いる。

垣内 弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のシリコーングリースの言及

【ケイ素樹脂(珪素樹脂)】より

…メチル基の一部をフェニル基で置きかえると耐熱性が向上し蒸気圧も低くなるので,高温絶縁油や真空ポンプ油に適する。シリコーン油にステアリン酸ナトリウムなどを混和した加工品がシリコーングリースで,揮発性が少なく凝固点が低いので,高真空用グリース,航空機の点火栓用グリースなどに用いられる。(2)シリコーンゴム 高分子量(重合度2000以上)のポリジメチルシロキサンはゴム状の固体となる。…

※「シリコーングリース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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