シロバナスミレ(読み)シロバナスミレ(その他表記)Viola patrinii

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シロバナスミレ」の意味・わかりやすい解説

シロバナスミレ(白花菫)
シロバナスミレ
Viola patrinii

スミレ科の多年草。アジア東部の冷温帯に広く分布する。日本各地の日当りのよいやや湿った野原に生えるが,特に北海道と東北地方に多い。地上茎はなく,根生する葉は長さ3~8cmの三角状ないし長楕円状披針形で,長い柄があり,葉柄には翼がある。4~5月頃,葉とほぼ同長の花柄を伸ばし,径約 1.5~2cmの白い花を開く。唇弁には紫色の筋があり,距は短い

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む