唇弁(読み)シンベン

精選版 日本国語大辞典 「唇弁」の意味・読み・例文・類語

しん‐べん【唇弁・唇瓣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 二枚貝の口の両側にある薄い弁膜。鰓(えら)が延長してできたもので、泥中に伸ばして食物を口へ送る働きをする。背面のものを外唇(がいしん)腹面のものを内唇という。口葉。
  3. 植物唇形(しんけい)花冠主体をなす唇形状の部分。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む