シロバナタンポポ(その他表記)Taraxacum albidum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シロバナタンポポ」の意味・わかりやすい解説

シロバナタンポポ
Taraxacum albidum

キク科の多年草。関東以西の各地にみられ,特に関西地方では都会地周辺で最も普通なタンポポである。タンポポ類のなかでは葉がやや広く大きく,淡緑色で軟らかい。また頭花白色であるから他種との区別が容易である。総包先端に小さな角状突起があり,外側のものは短く,やや外方にそり返る。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「シロバナタンポポ」の意味・わかりやすい解説

シロバナタンポポ
しろばなたんぽぽ

タンポポ

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のシロバナタンポポの言及

【タンポポ】より

…ミヤマタンポポT.alpicola Kitam.はおもに三倍体で,中部地方の高山帯に産し,総苞は黒緑色で粉白をおび,高山では7~8月に開花する。シロバナタンポポT.albidum Dahlst.は白色の頭花をつける点で,本属の中では特異な種である。五倍体で,九州・四国・中国地方に分布の中心があり,関東地方までみられる。…

※「シロバナタンポポ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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