総苞とも書き、包(包葉)、または単純化した茎葉が花序の基部に輪状に取り囲むように集まったもので、1枚ずつの包または葉を総包片という。一つの総包は一つの花序に対応する。総包は、包をつけた花序の軸が短縮して包が密集することによって形成され、しばしば、越冬芽においては花序全体を包んで保護器官となる。一般に被子植物では花柄は包のわきより生じるため、総包の発達した花序では花が密集することが多い。セリ科の散形花序や、とくにキク科の頭状花序はその例である。ヤマボウシ、ゴゼンタチバナ、ドクダミなどでは花は小形で密集し、総包片が大形で花弁状となり、昆虫誘引器官となる。キンポウゲ科のイチリンソウ属、オキナグサ属、セツブンソウ属などでは、花茎につく1輪の茎葉の輪を総包とよんでいる。これは花弁状になった萼片(がくへん)のかわりに花の保護器官となっている。ブナ科では、クリ属のいがやコナラ属の殻斗を総包とみなすという意見もある。
[田村道夫]
昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新