シンノウヤシ

百科事典マイペディア 「シンノウヤシ」の意味・わかりやすい解説

シンノウヤシ

インドシナ,アッサム原産の小型のヤシ。室内装飾用に鉢植として多く栽培され,葉は生花に用いられる。高さ3〜4mになり,頂部に長さ30〜60cmのやわらかい羽状複葉を30〜40枚つける。若葉の開かないうち白粉におおわれている。高温多湿を好み,温室内で越冬させ,実生(みしょう)でふやす。
→関連項目フェニックス

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のシンノウヤシの言及

【フェニックス】より

…また鉢植えとし室内装飾用とするほか,花序を生花用とする。シンノウヤシP.humilis Royle var.loureirii Becc.(英名pygmy date palm)は普通,鉢植えとして室内装飾用とされるやや小型のヤシで,高さ2~3mに達する。普通にはP.roebelenii O’Brienの学名で知られ,園芸業者はロベと称している。…

※「シンノウヤシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android