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実生 みしょう

盆栽用語集の解説

実生

繁殖法のひとつで、種を蒔いて素材を作ること。手間のかからない繁殖法で、ゼロから盆栽としてしつけることができ、また根張りがよくできるという利点もあるが、一方では実生変化のため性質が安定しないという傾向もある。

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デジタル大辞泉の解説

み‐しょう〔‐シヤウ〕【実生】

種子から発芽して生じた植物。挿し木取り木に対していう。みばえ。

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百科事典マイペディアの解説

実生【みしょう】

種子から発芽して育った幼植物。一般に子葉または第1葉を残している期間のものをいう。園芸では実生繁殖とか実生苗という言葉が使われる。有性繁殖の基本的な現象であり,種まきと同意にも使われる。
→関連項目アガパンサスアルケミラアンスリウムエオニウムエキザカムカラー(植物)カランテカンガルーポークロッサンドラグロリオサクンシラン(君子蘭)ケンチャヤシサンダーソニアシンノウヤシドゥランタドラセナネリネパイナップルリリーハナニラフウセントウワタブルースターレウココリネ

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世界大百科事典 第2版の解説

みしょう【実生 seedling】

種子から育てた植物をいい,園芸では種子による繁殖を実生繁殖と呼ぶことが多い。他殖性植物でも,遺伝的に純粋か,純粋に近い品種では,他品種の花粉がかからないようにすれば,実生繁殖によって親と同じ個体を簡単に多数増殖することができる。そこで,自殖性植物であるイネ,ムギ,豆類はもちろん,一・二年生の野菜や花などでも,おもにこの方法によって増殖が行われる。しかし,果樹や花木は遺伝的には雑ぱくで,種子をまいても,親と同じ果実や花をつける木にはならない。

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大辞林 第三版の解説

みしょう【実生】

接ぎ木・挿し木などによらず、種子から発芽し、生育した植物。芽生え。みばえ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

実生
みしょう

種子を播(ま)いて発芽させることであるが、普通は繁殖の方法を区別するときに用いる用語である。挿木や取木のように植物体の一部分を用いて殖やす栄養繁殖(無性繁殖)に対し、実生は有性繁殖である。実生繁殖は主として樹木の苗木、接木(つぎき)用台木の大量生産に利用されるほか、果樹、花木、林木の品種改良にも用いられるが、開花までに長い期間を要する。
 種子は樹種により保存できるものと、すぐに播く(取り播きともいう)ものに区別できる。発芽条件には水分、温度、酸素などが大きく関係するが、種子によっては好光性(明るくないと発芽しない)のものと嫌光性のものがある。一定期間低温や高温を受けないと発芽しにくいものもある。また果肉のあるものは水洗いをして除去しないと、発芽の遅れやそろいが悪いことが多い。なお草花、野菜などは普通、実生とはよばず、種子播き、播種(はしゅ)という。[堀 保男]

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