ジシクロヘキシルカルボジイミド

化学辞典 第2版 の解説

ジシクロヘキシルカルボジイミド
ジシクロヘキシルカルボジイミド
dicyclohexyl carbodiimide

N,N′-methanetetraylbiscyclohexanamine.C13H22N2(206.3).略号DCC.N,N′-ジシクロヘキシルチオ尿素を酸化水銀(Ⅱ)で酸化すると得られる.融点34~35 ℃,沸点154~156 ℃(1.5 kPa).きわめて有用な脱水縮合剤であり,エステルアミド,酸無水物,ジアシルペルオキシド,ラクトンなどの合成に使用され,みずからはジシクロヘキシル尿素となる.穏やかな条件でアミドを生成するため,ペプチド合成の重要な試薬となっている.また,オキシムなどの脱水,ジメチルスルホキシドと組み合わせてアルコールの酸化(Moffatt酸化)も行うことができる.個人差があるが,皮膚につくとはげしい炎症を起こすことがある.[CAS 538-75-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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