合成(読み)ごうせい(英語表記)synthesis

翻訳|synthesis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

合成
ごうせい
synthesis

2つあるいは2つ以上の元素の化合により新物質をつくること,または比較的簡単な化合物から化学反応により,より複雑な化合物をつくることを合成という。その反応が実験室や工場の化学容器の中で,生物と関係なく行われるときは,化学合成または単に合成という。これに対し,反応が生体内あるいは生体や酵素の関与によって行われるときは,生合成という。

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デジタル大辞泉の解説

ごう‐せい〔ガフ‐〕【合成】

[名](スル)
二つ以上のものが結びついて一つになること。また、二つ以上のものを合わせて一つにすること。「音声を合成する」
2種以上の元素から化合物を作ること。また、簡単な化合物から複雑な化合物を作ること。
二つ以上のベクトルを加えて一つのベクトルを得ること。

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大辞林 第三版の解説

ごうせい【合成】

( 名 ) スル
二つ以上のものを合わせて、一つのものを作り出すこと。 「 -した写真」
二つ以上の、ベクトルや波形あるいはグラフなどを加え合わせて、一つのものを得ること。
二つ以上の単体または化合物から、化学反応により別の化合物をつくること。特に、目的とする化合物を簡単な化合物からつくること。熱・光または触媒・酵素などを加えることが多い。化学合成。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ごう‐じょう ガフジャウ【合成】

〘名〙 (「じょう」は「成」の呉音) =ごうせい(合成)
※浄業和讚(995‐1335)中「四辺の階道ことごとく 金銀瑠璃を合成(がふじゃう)し うへに楼閣かさなりて みなまた七宝まじへたり」 〔阿彌陀経〕

ごう‐せい ガフ‥【合成】

〘名〙
① 二つ以上のものが結合して一つになること。また、一つに合わせること。
※続日本紀‐霊亀二年(716)五月庚寅「今故併兼数寺、合成一区
② 二つ以上の元素や化合物が化学反応によって一つの新しい物質になること。また、物質をつくること。
※小学読本(1873)〈田中義廉〉四「二種以上の分子より、成りたるものあり、これを、合成のものといふ、水、空気、海塩、砂糖の類なり」
③ 二つ以上のベクトルを加えて、一つのベクトルを得ること。
④ 二つ以上の振動の波形を加え合わせて一つの波形にすること。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕

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世界大百科事典内の合成の言及

【語形成】より

…通例3種に分ける。(1)複合(合成ともいう) 従来存在していた2単語以上を結合して新語を作ること。たとえばblack bird(黒い鳥)は2語であるが,blackbird(ムクドリ)は1語であって複合である。…

※「合成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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