ペプチド合成(読み)ペプチドごうせい(その他表記)peptide synthesis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペプチド合成」の意味・わかりやすい解説

ペプチド合成
ペプチドごうせい
peptide synthesis

ペプチドを化学的に合成するには,アミノ基カルボキシル基のうち一方を保護したアミノ酸またはペプチドと,他方を保護したものとの間でペプチド結合をつくらせ,一方の保護基を除いてアミノ基またはカルボキシル基を遊離の形とし,これに保護基をもつアミノ酸またはペプチドを結合させる反応繰返し最後にすべての保護基を除いて遊離のペプチドとする方法がとられる。アミノ基の保護基にはベンジルオキシカルボニル基,第三級ブチルオキシカルボニル基などが使われ,カルボキシル基の保護にはメチルエチルベンジル,第三級ブチルエステルなどが利用される。ペプチド結合をつくるにはアジド法,混酸無水物法,ジシクロヘキシルカルボジイミド法 (DCC法) ,活性エステル法などが用いられる。 (→NCA , ペプチド固相合成法 )

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