20世紀西洋人名事典 「ジネットヌヴー」の解説
ジネット ヌヴー
Ginette Neveu
1919.8.11 - 1949.10.28
フランスのヴァイオリン奏者。
パリ生まれ。
11歳でパリ音楽院を主席で卒業した後、ジョルジュ・エネスコ、カール・フレッシュに師事する。1935年ワルシャワのヴィエニャフスキ国際コンクールで優勝。翌’36年ニューヨーク、’38年にはベルリンでデビューし、絶大な人気を博した。現代女流ヴァイオリニストとして最も将来を嘱望されたが、第二次世界大戦後、華やかな活動を開始してまもなく’49年渡米途中の航空事故のため、伴奏者の兄ジャンとともに死去した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報