現代外国人名録2016 「ジャン・ポールラプノー」の解説
ジャン・ポール ラプノー
Jean-Paul Rappeneau
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1932年4月8日
- 出生地
- オーセール
- 勲章褒章
- レジオン・ド・ヌール勲章オフィシエ章
- 受賞
- ルイ・デリュック賞〔1966年〕「城の生活」,セザール賞最優秀監督賞〔1991年〕「シラノ・ド・ベルジュラック」
- 経歴
- 1950年代レイモン・ベルナールらの助監督を務め、エドゥアール・モリナロらの短編映画に協力。’58年短編「Chronique provinciale」を監督。脚本家として「地下鉄のザジ」(’60年)、「私生活」(’61年)、「リオの男」(’64年)などを手がけた後、’66年カトリーヌ・ドヌーヴ主演の長編第1作「城の生活」で注目される。以後、数々のヒット作を送り出し、’90年の「シラノ・ド・ベルジュラック」はセザール賞作品賞・監督賞ほか、世界各国の映画賞を獲得するなど絶賛を浴びる。他の作品に「コニャックの男」(’71年)、「うず潮」(’75年)、「Tout feu tout flamme(炎のごとく)」(’82年)、「プロヴァンスの恋」(’95年)、「ボン・ヴォヤージュ」(2002年)。寡作だが、気品のあるフランス的なコメディの伝統を受け継いでいる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報