ジュネーブ教理問答(読み)ジュネーブきょうりもんどう(その他表記)Catechismus Genevensis[ラテン]

改訂新版 世界大百科事典 「ジュネーブ教理問答」の意味・わかりやすい解説

ジュネーブ教理問答 (ジュネーブきょうりもんどう)
Catechismus Genevensis[ラテン]

カルバンによる教理問答。彼は1541年シュトラスブルクからジュネーブに帰り宗教改革を続行したとき,教会規則とともに教理問答を書きなおした。42年フランス語版,45年ラテン語版が出版された。さきの1537年の教理問答(問答形式をとらない)は《キリスト教綱要初版要約であったが,全4部,373問答のものに改められた。子どもたちは12歳以後,これを教えられて信仰を告白し,教会の成員と認められた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 信夫 渡辺

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む