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信夫 しのぶ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

信夫
しのぶ

福島県北部の旧国名。5~6世紀には一国をなし信夫国造 (くにのみやつこ) がおかれた。大化改新で郡となり,その後伊達郡を分離。 16世紀頃は交通の要地で,福島盆地南西部の大部分を占めていた。

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デジタル大辞泉の解説

しのぶ【信夫】

福島県北方にあった旧郡名。現在は福島市の一部。上代、今の伊達(だて)郡とともに信夫国を形成していた。

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世界大百科事典 第2版の解説

しのぶ【信夫】

歌枕。福島市にある。《和名抄》に陸奥国信夫郡があり〈志乃不〉と訓を付す。《古今集》巻十四には源融の〈陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れむと思ふ我ならなくに〉の歌がある。〈しのぶもぢずり(忍捩摺)〉は信夫郡の名産で,石に草木をこすりつけ,布にその色を移した染物。市内山口地区に文字摺石という石があり,芭蕉も《おくのほそ道》の紀行で訪ね,〈早苗とる手もとや昔しのぶ摺〉の句を詠んだ。ただし,この石だけに特定できず,やや疑問が残る。

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大辞林 第三版の解説

しのぶ【信夫】

福島県の旧郡名。現在は福島市内に含まれる。この地の「信夫山」「信夫の森」「信夫の里」などは歌枕として古歌に詠まれた。 「人しれず苦しき物は-山したはふ葛の恨みなりけり/新古今 恋二

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