ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジーバ」の意味・わかりやすい解説
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…ジャイナ教教義の綱要書《タットバ・アルタ・アディガマ・スートラ(真理の意味を理解するための経)》の著者として,広くその名を知られる。本書は,その冒頭に〈正しい信仰・知識・行為が解脱(げだつ)への道である〉と述べ,全10章のなかにジャイナ教独自の認識論,宇宙論(世界観),存在論,解脱のための実践論などを順次概説して,業(カルマ)に束縛された霊魂(ジーバjīva)がいかにすれば解脱(モークシャ)を得ることができるかを説き示している。派によってその伝承内容に若干の相違はあるが,本書の重要性は聖典以来のオーソドックスな教義をはじめて体系・組織化したところにあり,その権威はすべてのジャイナ教徒の認めるところである。…
※「ジーバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...