デジタル大辞泉 「スカンジナビア氷床」の意味・読み・例文・類語 スカンジナビア‐ひょうしょう〔‐ヒヨウシヤウ〕【スカンジナビア氷床】 氷期に北西ヨーロッパに存在した氷床。面積約660万平方キロメートル、厚さは最大数千メートル程度。約2万年前から縮小し、現在は高山の山岳氷河として残る。氷床の消失により、現在もスカンジナビア半島は隆起を続けている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のスカンジナビア氷床の言及 【氷床】より …大陸氷河とも呼ぶ。現存するものは南極氷床とグリーンランド氷床のみであるが,氷期には,たとえば北アメリカ大陸北部にローレンタイドLaurentide氷床が,北西ヨーロッパにスカンジナビア氷床が存在していた。南極氷床では厚さが4000mにも達し(平均では約2500m),中央部から海岸へ流動が起こり,氷山となって海へ流出している。… ※「スカンジナビア氷床」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by