Scandinavian ice sheet
更新世の氷期にスカンジナビア半島からヨーロッパ北部を覆った大陸氷床。スカンジナビア半島の山岳地帯の小規模な氷河から発達し,最大時の氷床の範囲は東はウラル,西は英国を覆い,南はドイツ北部に達する6,660,000km2。厚さは最大3,000mにも及んだとされている。氷床が最大に発達した時期はエルスター氷期。融氷による荷重の減少によってバルト海北部では,現在も年間最大9mmにも達する地表の隆起が続いている。
執筆者:熊井 久雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…大陸氷河とも呼ぶ。現存するものは南極氷床とグリーンランド氷床のみであるが,氷期には,たとえば北アメリカ大陸北部にローレンタイドLaurentide氷床が,北西ヨーロッパにスカンジナビア氷床が存在していた。南極氷床では厚さが4000mにも達し(平均では約2500m),中央部から海岸へ流動が起こり,氷山となって海へ流出している。…
※「スカンジナビア氷床」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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