スギエダタケ(読み)スギエダタケ(その他表記)Pseudohiatula ohshimae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スギエダタケ」の意味・わかりやすい解説

スギエダタケ(杉枝茸)
スギエダタケ
Pseudohiatula ohshimae

担子菌類マツタケ目シメジタケ科。秋冬の頃,おもにスギの落ち枝の埋もれたものに発生する。傘は径1~5cm,丸山形でのちに平らに開き中央が鈍く盛上がる。純白色,中央は灰色を帯びる。中央から放射状に皺を生じる。柄は細くて長さ3~7cm,黄土色で中空。食べられる。本州および九州に産する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android