デジタル大辞泉 「中空」の意味・読み・例文・類語
なか‐ぞら【中空】
「―までも立ち昇る烈々とした炎の色は」〈芥川・地獄変〉
[形動ナリ]
1 どちらともきまらないさま。中途半端。
「いづ方にも寄らず―にうき御宿世なりければ」〈源・柏木〉
2 心が落ち着かないさま。うわのそら。
「初雁のはつかに声を聞きしより―にのみ物を思ふかな」〈古今・恋一〉
3 いいかげんなさま。おろそか。
「女のためも―にこそならめ」〈徒然・一九〇〉
[類語]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...
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