スコラスティカ(その他表記)Scholastica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スコラスティカ」の意味・わかりやすい解説

スコラスティカ
Scholastica

[生]480頃
[没]543頃
聖女。西方教会修道制度の創始者ヌルシアのベネディクトの妹。ベネディクトの修道院のあるモンテカシノ近くのプロンバリオラに女子修道院を創設した。

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世界大百科事典(旧版)内のスコラスティカの言及

【ベネディクトゥス[ヌルシアの]】より

…【今野 国雄】
[図像]
 美術作品では一般に,白か黒の修道士服を着た髪の長い老人として表される。持物は,杖,本(会則),彼が妹スコラスティカScholastica(聖女)の霊として見たと伝えられる鳩のほか,伝説に登場するツグミ,割れた器,蛇のついたコップ,輝くはしごなど。肉体の欲望を消すため茨の中を裸でころがったという伝説から,裸の青年としても描かれる。…

【ベネディクト会】より

…ヌルシアのベネディクトゥスがモンテ・カッシノで創始した共住制修道会,および彼の妹スコラスティカScholasticaを中心として結成された女子修道会。広義には540年ころからベネディクトゥスが執筆した〈会則〉を採用するすべての修道会の総称。…

※「スコラスティカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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