デジタル大辞泉 「スターバースト銀河」の意味・読み・例文・類語 スターバースト‐ぎんが【スターバースト銀河】 通常の銀河に比べ、短期間に大量の星が形成されるスターバーストという現象が見られる銀河。スペクトル型がO型やB型の年齢が若い大質量星が多く、明るく青い銀河として観測される。爆発的星生成銀河。爆発的星形成銀河。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
知恵蔵 「スターバースト銀河」の解説 スターバースト銀河 銀河中心核周辺で活発な星生成を行っている銀河。スターバーストとは、太陽よりも約10倍以上の質量を持つ大質量星が、短期間(約1000万年)に約1万〜10万個程度生成される現象。近傍の渦巻き銀河の数%がこれに当たる。この銀河で作られた大質量星の寿命はわずか100万〜1億年で、みな超新星爆発で生涯を終える。従って、スターバーストから約1億年後、超新星バーストが発生、銀河の外側にガスが噴き上がる(銀河風あるいはスーパーウインド)。 (谷口義明 愛媛大学宇宙進化研究センターセンター長 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by