すっからかん(読み)スッカラカン

デジタル大辞泉 「すっからかん」の意味・読み・例文・類語

すっからかん

[名・形動]からっぽで中身が何も無いこと。何一つ残っていないこと。また、そのさま。「すっからかんな(の)空財布」「財産を使い果たしてすっからかんになる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「すっからかん」の意味・読み・例文・類語

すっからかん

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 何もないさま。からっぽで、中身がまったくないさま。何一つ残っていないさま。
    1. [初出の実例]「相場なんてそんなもんぢゃありません。〈略〉もう一息ですっからかんになるとこまで踏ん張って来た揚句ですもの」(出典:金(1926)〈宮嶋資夫〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android