… 自動車の発達は,このガソリンエンジンの性能向上に負うところがきわめて大きいが,車体や各種装置の発明,改良も見のがすことができない。ステアリング装置は,1878年にA.ボレーによって車輪を方向変換させるリンク機構が考案され,その後アッカーマンおよびジャントゥがこれを左右の車輪の切れ角が変わるように改良して操縦性を高め,その基本構造は現在まで受けつがれている。差動装置はすでに1827年に考案されており,歯車式変速機は98年から使われるようになり,丸型ハンドルは1900年ころからといわれている。…
※「ステアリング装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...