すててこ踊(読み)ステテコオドリ

デジタル大辞泉 「すててこ踊」の意味・読み・例文・類語

すててこ‐おどり〔‐をどり〕【すててこ踊(り)】

明治初期、宴席吉原幇間ほうかんが踊ったこっけいな踊り。うしろ鉢巻きに、じんじん端折りをして踊った。明治13年(1880)落語家初世三遊亭円遊が高座で演じて流行。鼻をつまんで捨てる真似をするところから名がついたという。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

春闘

春の時期に労働組合が一斉に賃上げ、労働条件の改善に関する交渉を行なうこと。欧米では、産業別に強力な労働組合が存在し、それらが労働条件改善への闘争を繰り広げて成果を得てきた。だが、日本では企業ごとに労働...

春闘の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android