ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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(2015-11-06 朝日新聞 朝刊 岐阜全県・1地方)
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宴席に興を添える職業の男。太鼓持ち、男芸者などという。初めは遊里の案内者として遊客に同伴されていたが、元禄(げんろく)(1688~1704)ごろにはこれを職業として遊興の助言をするようになり、宝暦(ほうれき)年間(1751~64)に遊芸をもって宴席の遊戯的気分を盛り上げる職業人として独立した。幇間を太夫(たゆう)・師匠とよぶのは、彼らが一中節(いっちゅうぶし)・清元(きよもと)などの音曲を表芸にすることが多かったことによる。ただし幇間としては、表芸を演じるのでなく、それを基礎として新古の演芸、物真似(ものまね)、声色(こわいろ)、舞踊などの多芸にわたり、それを即興的、滑稽(こっけい)的にみせるのを特色とする。
遊廓(ゆうかく)や私娼(ししょう)街のほか、市中に住む幇間もいたが(野(の)太鼓という)、江戸では吉原の幇間を一流とし桜川甚好(じんこう)・同善好(ぜんこう)らが有名となった。一方では、無芸で客に世辞をいって収入を計る卑屈な幇間があり、追従(ついしょう)者を「太鼓持ちのようだ」とさげすむのは、これに原因する。明治・大正期の花柳(かりゅう)界の盛況で幇間も増えたが、現在は数名が残るにすぎない。
[原島陽一]
《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...
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