ストゥピニージ宮殿(読み)ストゥピニージキュウデン

デジタル大辞泉 「ストゥピニージ宮殿」の意味・読み・例文・類語

ストゥピニージ‐きゅうでん【ストゥピニージ宮殿】

Palazzina di Stupinigi》イタリア北西部、ピエモンテ州の都市トリノ郊外にある宮殿。トリノの南西約10キロメートルの町ニケリーノに位置する。18世紀にサボイア公ビットリオ=アメデオ2世の狩猟用の宮殿として、フィリッポ=ユバッラの設計で建造された。ピエモンテバロック様式の傑作として知られ、1997年に「サボイア王家の王宮群」の名称で世界遺産(文化遺産)として登録された。現在はサボイア家の美術品や家具調度品を展示する博物館になっている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 バロック様式

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android