ストレプトミケス(その他表記)Streptomyces

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ストレプトミケス」の意味・わかりやすい解説

ストレプトミケス
Streptomyces

ストレプトマイセスともいう。土壌中や泥中などに腐生生活をしている放線菌類に属する細菌。ひとつひとつの細胞は桿状であるが,培養基表面に細胞が縦に長く連なって,いわゆる菌糸を形成する。今日までに知られた種はすこぶる多く,D.バージーの細菌検索便覧に収録されたものだけでも 150種に及んでいる。そのなかStreptomyces griseusは,ストレプトマイシンをはじめグリセイン,キャンディシンなどの抗生物質を生産することが知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む