泥中(読み)デイチュウ

デジタル大辞泉 「泥中」の意味・読み・例文・類語

でい‐ちゅう【泥中】

どろのなか

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精選版 日本国語大辞典 「泥中」の意味・読み・例文・類語

でい‐ちゅう【泥中】

  1. 〘 名詞 〙 どろのなか。
    1. [初出の実例]「縮頸筋連、似泥中亀」(出典三教指帰(797頃)下)
    2. 「瓦石のうちに玉を拾ひ、泥中に金を得たる心地して」(出典:俳諧・笈の小文(1690‐91頃))
    3. 「彼のビスマルクの強項傲鷙なる、尚第十九世紀の大勢力に向ては泥中に拝跪せり」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉六)
    4. [その他の文献]〔漢書‐梁丘賀伝〕

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普及版 字通 「泥中」の読み・字形・画数・意味

【泥中】でいちゆう

泥まみれ。〔詩、風、式微なり なり 胡(なん)ぞ歸らざる 君の躬(み)(な)かりせば 胡爲(なんす)れぞ泥中に於てせん

字通「泥」の項目を見る

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