ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スピナー型磁力計」の意味・わかりやすい解説 スピナー型磁力計スピナーがたじりょくけいspinner magnetometer 1つのコイルのそばでサンプルを回転させると,そのサンプルが磁化をもっているときコイルに誘導電流が生じる。そのとき生じる誘導電流を測定することによりサンプルのもつ微少な磁化を測定できる。これをスピナー型磁力計という。これは外部磁場の影響を受けないように設計されているので,岩石の残留磁化の測定など微少な磁化量と方向を決めるのに使われる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by